あるオーナー様からのお便り 7. 英会話

Sオーナー様からのお便りの続きです。

前回までのお話しは、あるオーナー様からのお便りにて

紹介させて頂いていますので、お時間のある時にでも是非、

読んでみて下さい。





私は、英会話が苦手です。

大学で英語を専攻したにもかかわらず。

その理由は、中学高校を通して、英語の先生が自発的に

英語を話されたことが無かったからだと思います。

ただ一つの例外は他の先生が、次、と言うところを NEXT !

と言う先生がおられました。あだ名は、ネクスト でした。




それが、大学に入ってまもなくの英会話の授業で、

先生が言ったのが、

「今から、この中の紙切れに書いてあるテーマについて、英語で説明しろ。」

というものでした。

箱から取ったら、すぐに説明しなくてはなりません。




私が引いた紙切れには、HUMOR  とありました。

まったく笑うどころではなく、イギリス人はユーモアが好き、

などとイギリス人の知人もいないのに、しどろもどろで話しました。

最悪でした。





ある日、先生が

「You are too shy !!!  今日から毎日ホリデイにすればいいだがや!

ウッキー !!!」

と叫んで出て行ってしまいました。




残された哀れな子羊たちは、うなだれて

芝生の葉っぱをちぎっていました。

先生は雌牛のような人でした。




そんな私にも、

ある日、起死回生のチャンスが訪れます。




Arry