ハワイで賃貸物件を探している人は、
ローカルの新聞広告覧(classifieds)、またはインターネットで、
探します。
そこで気に入る物件があれば直接家主に連絡します。
これは現在の家賃がいくらぐらいかを知る上でも、
重要な手がかりとなります。
参考までに⇒ Zillow, Lovely, Trulia, Apartment List, Craiglist, Apartments.com
ハワイに留学している日本人学生や、長期観光中の
日本人の場合、弊社のような不動産管理会社で探す方が
多くおられます。
ただ情報量は圧倒的にインターネットの方が多くなります。。
しかし日本在住の方や、語学力に不安な方はそこから直接
家主さんにコンタクトとなると、なかなか勇気がいります。
一昔前は、借主は非常に簡単に物件を見つけることが出来ましたが、
今は候補を選びだすのに、非常に多くの広告から選んでいます。
人気のあるエリアですと、空き予定の段階でも
入居が決まったりもしています。
日本のバブル時の賃貸状況に似ており、家賃も毎年
賃貸契約(通常は半年か1年)の更新時期に上がっていく
可能性が高いです。
なんとか物件が決まれば、借主は家賃の前払いと供に
敷金(セキュリティ・デポジット)が必要になります。
※最大で家賃の1ヶ月分
※またクリーニング代、及び1ヶ月以上の家賃を預かることも
法律上は許されていません。
日本と違い礼金などの返還義務のない一時金は存在せず、
もちろん仲介手数料も家主自身と契約するので発生しません。
ごくまれに日本のように鍵代、清掃代など徴収しようとする、
業者がいますが返還義務のない一時金というのは、認められておらず、
必ず預かり金はデポジットのみとされています。
賃貸契約中は貸主さんから退去させられるということは
ない代わりに、期間途中の退去でも契約期間までの家賃は
支払う必要があります。
また期間満了後に賃貸契約を継続したい場合は、新たに
契約をまきなおすか、退去するか、自動的に1ヶ月ごとの
更新となるかのチョイスがあります。
1ヶ月ごとの更新と事前に決まっている場合は、
契約は自動的に延長となり、貸主、または借主が書面による
申し出がない限り契約終了とはなりません。
1ヶ月ごとの更新となると、日本のように居住権が強くないので、
貸主さんから45日前の解約通知を受けると借主さんは退去する
必要があります。
また1ヶ月ごとの更新の場合、家賃も同様の通知で上げることが可能です。
貸主さんいすれば、入居者を退去させることが
日本に比べ比較的簡単だとしても、入居者が家賃の支払能力がない場合、
敷金以外これまでの滞納分家賃を取り戻すのは難しく、
退去までに弁護士を雇ったり、めちゃめちゃにされた部屋を
修繕する必要がでてくる可能性もあります。
自分自身でローカル相手に部屋の募集、管理までをするには
高度なノウハウ、英語力、長期にわたる時間が必要になってきます。
しかも慎重に入居者審査、管理を行ったところで、滞納などが
発生しないとはいいきれません。
日本におられるオーナーにとって部屋を貸すには、
ホテルコンドであればホテル側に任すか、不動産業者に任すか、
旅行者相手専門に自分で貸し出すかという方法があります。
不動産業者の管理に関しては、業者によって様々で
苦情も良く聞きます。不動産を購入したところの業者を
利用する方が多いですが、管理は上記のような事情で手間も多く、
あまり金銭的なメリットもないことから、適当に管理される
場合もあるので注意が必要です。
管理費も家賃収入の20%などと高額なところも多く、
管理会社次第で利回りの良し悪しが、かなりかわってきます。
最近では、ブログなどを利用して、直接日本人短期宿泊客を
募集している方がおられます。
清掃などの業務を現地管理会社に委託する必要がありますが、
宿泊費は前払いで徴収出来ますし、部屋も汚されるといっても
日本人相手なら無茶をされる心配はさほどありません。
コストを抑えれますので、手間をかけても良いという方には勧めです。
ただし、外国に住まれる貸主さんは必ず、
ハワイで管理人を選定する必要がありますので、
ご注意ください。
★ いずれにしても信頼のおける管理会社を探すのが
購入物件を選らぶことと同じくらい重要です。
Arry