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あるオーナー様からのお便り 2.  盆踊り

Posted by Arry on 2013年12月06日
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Sオーナー様からのお便りの続きです。

明治生まれで私と弟を大学まで行かせてくれた祖母は、
幼い頃 唐天竺は広いらしいから狭い日本におっても面白くない
とゆうような話を聞いて育ったそうです。

そして、 十七歳の時にたまたま上海に駐在する人との縁談に飛びつき
敗戦で
日本に帰って来るまで、上海の日本人租界で暮らしました。
母は租界生まれの租界育ちです。



母も叔母も東京の大学生活を上海から離れて、寮で送りました。


発病後 意識が戻っても知能指数が幼稚園並みになってしまった母を
祖母は盆踊りの時に家から椅子を持ってゆき、
一番前に座らせていました。
母は小学校の時に日本舞踊を習っていたので。


海外生活を経験している祖父母は人目を気にすることなく、
常に堂々たる態度をとっておりました。 おかげで、私達きょうだいも
のびのび育つことができました。



友人や親類にも海外で子育てした人がおりますが、
もう学校へ行かないと言う時期はあったようです。
どっしり構えていたようですよ。


余談ですが、私も三十代から大家さんと呼ばれてきたんですよ。
ピンキリのキリの大家ですけどね。

Sオーナー

Sオーナー、何故ハワイに物件を持たれるようになったのか、
気になります。

前回までのお話しは、あるオーナー様からのお便りにて
紹介させて頂いていますので、お時間のある時にでも是非、
読んでみて下さい。

Arry

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