Sオーナー様からのお便りの続きです。
祖父は写真と生け花と書道が趣味の穏やかな
人でしたが、祖母は竹を割ったような性格で人に頼まれごとを
されて、まず断ったことはなかったと思います。
親類がお金が必要になり、
言い値より高く買いました。
知人の知り合いが、板金屋をしたいので、
五年間だけ土地を貸して欲しいと頼んできた時には、
短いから十年貸してやると言いました。
それも、固定資産税だけ払ってくれれば
いいとゆう口約束だけで。
実際、固定資産税の請求書だけを送っていました。
そして十年後、商売がうまく行って客が大勢ついたので、
土地を返したくないと言ってきました。
借地権があるので本当は相場より安いはずだけど、
おばあさんには恩があるので相場で買いたいと。
その時 祖母はもう寝たきりになっていたので
もめたくなかった事もあり 受け入れました。
そして、金庫にキャッシュで四千万円。
Sオーナー
前回までのお話しは、あるオーナー様からのお便りにて
紹介させて頂いていますので、お時間のある時にでも是非、
読んでみて下さい。
Arry